インタビューキャラバン

浅野由利子横山美紀長谷川良美

瀬戸まちの活動センター登録団体

防災ままのわ瀬戸

楽しみながら防災への意識を持ってほしい

ママたちが運営するイベントで知り合った3名は、「防災ままのわ瀬戸」の設立当初(2018年10月)からのメンバー。3名とも防災士の資格を取得しており、14名いるメンバーの中心的存在です。開発したオリジナルの「防災ままのわ手ぬぐい」は、災害時に活躍するすぐれもの。緊急時のおむつや応急措置の包帯として利用できるほか、子どもの氏名やアレルギー情報などを記入しておけるパーソナルカードしても使え、防災リュックや幼稚園・保育園のバッグに入れておくと便利です。幅広い世代に向けて防災の啓発に取り組んでおり、参加者が楽しみながらも、防災への意識が高まる活動を心掛けています

防災ままのわ瀬戸を設立したきっかけは?

まちの活動センター主催の「ままのわフェスタ」というイベントがあり、その実行委員に応募したのがきっかけです。ままのわフェスタをやっていくうちに仲良くなり、他にも何かやってみようと考える中で、その時話題になっていた「防災」について、取り組むことになりました。

防災ままのわ瀬戸は、どんな活動をしていますか?

初期は、乳幼児向けとして、簡易おむつの作り方や避難バッグの作り方などを伝える活動をしていました。現在は活動範囲が広がり、小さなお子様から高齢者の方までが楽しみながら学べる「避難バッグゲーム」(名古屋学院大学考案)が、参加者に非常に好評です。他にも大学での講義や、地域を知るということで親子が参加できる「防災さんぽ」も行っています。

日頃から備えていることは?

ローリングストック法を心掛けていて、普段から買うものを少し多めに買っておき、備えながら食べていくという方法を実践しています。(浅野さん)
小さな子供がいるので、おむつを備えるようにしています。サイズも大きくなっても大丈夫なように、約1か月分準備しています。(横山さん)
簡易トイレを備えていて、ひとは1日当たり5~6回トイレを使うと言われているので、家族分×3日分を備えています。(長谷川さん)

今後されたい活動は?

防災の講座をすると、元から防災に興味がある方が参加されることが多いですが、今後は、興味がない方も参加していただけるような、楽しみながら気軽に参加できる講座をつくっていきたいです。

瀬戸の魅力は?

結婚して瀬戸に来たため、子どもが生まれた後、どこか行きたくても瀬戸のまちを全然知りませんでした。市の広報誌で知ったイベントに参加したことで、楽しい思い出がたくさんできました。親子で楽しめるイベントがたくさんあることが瀬戸市の魅力だと思います。(浅野さん)

浅野由利子(あさの ゆりこ)
横山美紀(よこやま みき)
長谷川良美(はせがわ よしみ)
防災ままのわ瀬戸
令和6年2月取材