インタビューキャラバン

穴山 大輔

陶芸家

瀬戸窯元・翠窯

窯は「古き良きものを、現代の食卓に」というコンセプトに、骨董などの古き良きものから良いと思った焼き物の中にあるエッセンスを現代の食卓に提案できるようなやきものづくり(ろくろ、型うち、染付など)を行っています。瀬戸はその歴史だけでなく、それを作り上げてきた人たちの文化・知識があります。その文化・知識、そして今の優秀な人たちの技術を次の世代に繋いでいかないといけないと思いますので、自分がその新しい時代につなぐ役割を担えるようになれたらと考えています。また、東京でお店を出していますが、「せともの」の知名度と「瀬戸」が繋がっていないと感じました。しかし、瀬戸のやきものが良いと思ってくれている人たちがいますので、自分は「せともの」が愛知県瀬戸市のものであることを伝えていきたいと思います。

穴山 大輔(あなやま だいすけ)
瀬戸窯元・翠窯